陰部や性器にかゆみや違和感などの症状が出た場合、多くの方は性感染症を疑われます。
しかし、クラミジアや淋菌などの「性病の原因菌」が陰性でも、一般細菌による感染が原因となっていることがあります。
「一般細菌」とは、性感染症を引き起こす特定の菌以外で、性器や皮膚などに炎症を起こす細菌の総称です。
これらの細菌は、私たちの体の表面や腸内、さらには食品・水・土壌など、あらゆる場所に存在しています。
免疫力の低下、不衛生な環境、通気性の悪い衣類などが原因で菌が増殖し、炎症を起こすことがあります。
感染経路はさまざまで、性行為をはじめ、公共浴場、プール、タオルや下着の共有など、直接的な接触以外でも感染する可能性があります。
一般細菌が性器に感染した場合、以下のような症状が見られます。
男性の性器に一般細菌がつくと、主に「皮膚の炎症」や「尿路の感染」を起こします。
特徴: 性病と間違われやすいですが、塗り薬ですぐに治ります。
※繰り返すと包皮が腫れたり締めつけが起こり、包茎を悪化させる場合もあります。
※症状がカンジダ(真菌)による炎症と似ているため、両方の検査をお勧めします。
淋菌ほど激しい症状ではないことが多いです。
これは重症化しやすいため注意が必要です。
女性は尿道や膣、肛門が近いため、一般細菌によるトラブルが非常に起きやすい構造をしています。
治療は主に抗生物質による治療を行います。
感染が疑われる場合、以下の検査を行います。
症状が続く場合や再発を繰り返す場合は、カンジダやクラミジアなど他の感染症との混合感染を確認するための総合的な検査を行うこともあります。