クイックチェッククリニック

【開院3ヶ月のご報告】京都の性病傾向と当院データで見る性病検査の陽性率

【開院3ヶ月のご報告】京都の性病傾向と当院データで見る性病検査の陽性率

京都の性感染症動向|当院データで見る主な性病検査の陽性率
(対象期間:2026年4月11日〜5月11日)

開院から無事に3ヶ月が経過いたしました。
ゴールデンウィーク期間中は特に多くの患者様にご来院いただき、スタッフ一同心より感謝申し上げます。今後もみなさまのお力になれるクリニックであり続けるよう、毎日丁寧な診療を心がけていきます。

今月も皆様の健康管理の参考としていただけるよう、直近1ヶ月の当院における陽性率データを共有させていただきます。

■ 検査項目別 陽性率(4/11〜5/11)

検査項目 男性 陽性率 女性 陽性率
淋菌 5.5% 14.3%
クラミジア 10.0% 35.3%
マイコプラズマ 12.2% 36.4%
ウレアプラズマ 20.4% 72.7%
HIV 0% 0%

【淋菌・クラミジアについて】

淋菌に関しては、男性(5.5%)・女性(14.3%)ともに前回から陽性率が下がりました。

クラミジアに関しては、男性(10.0%)は下がったものの、女性(35.3%)の陽性率はほぼ横ばいで、依然として高い水準にあります。

また、次に取り上げる「マイコプラズマ」や「ウレアプラズマ」にも同時に感染しているケースが多く見受けられました。「淋菌とクラミジアだけ調べれば大丈夫」というわけではありませんので、ご不安な場合は複数の項目を同時に検査することをおすすめしております。

【マイコプラズマ・ウレアプラズマについて】

先月同様、陽性率は依然として高い傾向にあり、特に女性のウレアプラズマ陽性率は72.7%と非常に高い結果となりました。

これらはまだまだ一般的に知られていない菌のため、当院ではしっかりとご説明をさせていただいておりますが、検査を受け、「調べておいて良かった」という患者様が多くいらっしゃいます。

また、マイコプラズマやウレアプラズマは、淋菌・クラミジアと同様にのど(咽頭)にも感染します。特に「ウレアリチカム」ののどでの陽性者数が増加傾向にあります。
こちらは即日検査には対応しておりませんが、2〜3日で検査結果が出ますので、他の検査と同時に受けられることをおすすめいたします。

【HIV・梅毒について】

HIVの陽性者はいらっしゃいませんでした。
一方で、当院において梅毒の陽性者が数名確認されております。他院で梅毒の治療を終えられた患者様方の、その後の定期検査としても当院をご利用いただいております。

梅毒は症状が隠れやすく、ご自身では気付きにくい病気です。ただし、感染機会から約1ヶ月間は「ウィンドウ期」と呼ばれ、検査をしても正しい反応が出ない期間があります。そのため、疑わしい行為から1ヶ月以上経ってから検査をすることが重要です。

当院ではHIV・梅毒の即日検査(約20分程度で結果判定)が可能ですので、ぜひご活用ください。

※保健所への報告について
梅毒の陽性確認時には、感染症法に基づき京都市保健所への届出を行っております。この報告は統計および公衆衛生の向上のためのものであり、患者様のお名前やご住所などを報告することはありません(年齢・性別など匿名情報のみの報告となります)。プライバシーは厳重に守られますのでご安心ください。

【のどに症状がある方へ】

4月以降、のどの痛みや違和感を訴えてご来院される方が多くいらっしゃいます。

季節の変わり目ということもあり、検査をしても陰性で「ただの風邪だった」というケースももちろんありますが、実際にクラミジア、淋菌、マイコプラズマ、ウレアプラズマのそれぞれの細菌で陽性者が出ています。

「風邪のような症状だけどなかなか治らない」「性行為の後から、のどの調子がおかしい」など、少しでも心当たりのある方は、一度検査をして確認しておくと安心です。

【尖圭コンジローマについて】

コンジローマの治療も継続して行なっております。

視診(見た目)だけでは判断が難しいものに関しては、精密検査を実施して確認することも可能です。イボやできものができて不安という方は、症状が悪化する前にお早めにご相談いただければと思います。

「もしかして…」という不安は、早めの検査で安心に変えることができます。

性感染症は決して珍しいことではありません。ひとりで悩まずに、まずは一度当院へご来院ください。

スタッフ一同、親身にサポートさせていただきます。

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